アイドルマスター実況中継
2006年8月2日 「おはようございますー! プロデューサー」
おっ、テンションは最高のようだな! 俺も最高の挨拶で返さなければ――
1 ふぁ・・・おはよう・・・
2 おはよっ、雪歩っ。
3 おはよー! 雪歩ー!
4 休みをとる
ちなみにこのゲーム、選択肢の回答時間は基本5秒だ。5秒とはいえ、選択肢の内容を読むのに2秒はかかる。実質考えている時間など無い。焦って微妙な選択肢を選ぶ事も多々ある。無論、私の事だ。上のような場合だったら、
「ふぁ・・・おはよう・・・」
「だ、大丈夫ですか? どこか具合が悪いとか・・・きゅ、救急車を呼んだほうが良いですか?」
みたいな感じ? 最悪である。
(機嫌を損ねたかな・・・? でもまだ活動に支障は無さそうだ)
(ええっと、他には――)
「調子はどうだい?」
「もう絶好調ですよ! 駅の階段を2段飛ばしで駆け上れる気がします!」
「その程度で絶好調とは片腹痛い。3段くらい余裕で飛ばせるようにならねば、ハンター試験には受からないぞ?」
「はい! 立派なハンターを目指して、頑張ります!」
さて、今日のメニューは――
1 オーディション(ちなみにオンライン対戦。6人中上位3名が合格となる。)
2 レッスン
「今日はオーディション受けてみるか! 気合入れていこう!」
「ハンターのですか?」
「ハンター? 何を言ってるんだ雪歩」
「え、だってプロデューサー、さっき・・・」
――そして30分後、オーディション会場に到着。
「全員揃いましたか? では参加者の確認を行います」
「次に参加者を代表して?番さん、何かコメントをお願いします」
?番とは、私の雪歩の事である。雪歩、ここはこう言っておくんだ――
1 私をしっかり見て下さい!
2 合格してみせます!
3 一生懸命、頑張ります!
何度でも言うが、5秒である。しかし何とも微妙な選択肢だ・・・私は少し悩んだ後、3番を選ぶ事にした。
「一生懸命、頑張ります!」
「・・・本番では期待していますよ」
「は、はいぃ・・」
ああ、テンションが下がってしまった。下がらせた原因は私にあるのだが。
「では、オーディション会場に移動いたします!」
俺に出来るのは応援する事だけだ!
1 絶対勝てるぞ!
2 他に負けるな!
3 とにかく頑張れ
5秒はあっという間に過ぎる。あと2秒、1
「とにかく頑張れ」
「そんなコト言われても・・・どう頑張ったら良いんですかぁ・・・?」
「ああ、もうオーディション始まっちゃう! プロデューサー、行ってきます!」
今日は厄日なのだろうか? 全ての選択肢をミスってる気がするのだが・・・いや、実際ミスっているのだが。結局オーディションは3位ギリギリ入賞。危ない危ない。だがこれでファン人数は大幅アップ。ざっと3万人増加だ。よくやった、私。じゃあ最後にファンからのプレゼントを確認してもう帰るか。
『今日はプレゼントが届いていません』
ひどい。
おっ、テンションは最高のようだな! 俺も最高の挨拶で返さなければ――
1 ふぁ・・・おはよう・・・
2 おはよっ、雪歩っ。
3 おはよー! 雪歩ー!
4 休みをとる
ちなみにこのゲーム、選択肢の回答時間は基本5秒だ。5秒とはいえ、選択肢の内容を読むのに2秒はかかる。実質考えている時間など無い。焦って微妙な選択肢を選ぶ事も多々ある。無論、私の事だ。上のような場合だったら、
「ふぁ・・・おはよう・・・」
「だ、大丈夫ですか? どこか具合が悪いとか・・・きゅ、救急車を呼んだほうが良いですか?」
みたいな感じ? 最悪である。
(機嫌を損ねたかな・・・? でもまだ活動に支障は無さそうだ)
(ええっと、他には――)
「調子はどうだい?」
「もう絶好調ですよ! 駅の階段を2段飛ばしで駆け上れる気がします!」
「その程度で絶好調とは片腹痛い。3段くらい余裕で飛ばせるようにならねば、ハンター試験には受からないぞ?」
「はい! 立派なハンターを目指して、頑張ります!」
さて、今日のメニューは――
1 オーディション(ちなみにオンライン対戦。6人中上位3名が合格となる。)
2 レッスン
「今日はオーディション受けてみるか! 気合入れていこう!」
「ハンターのですか?」
「ハンター? 何を言ってるんだ雪歩」
「え、だってプロデューサー、さっき・・・」
――そして30分後、オーディション会場に到着。
「全員揃いましたか? では参加者の確認を行います」
「次に参加者を代表して?番さん、何かコメントをお願いします」
?番とは、私の雪歩の事である。雪歩、ここはこう言っておくんだ――
1 私をしっかり見て下さい!
2 合格してみせます!
3 一生懸命、頑張ります!
何度でも言うが、5秒である。しかし何とも微妙な選択肢だ・・・私は少し悩んだ後、3番を選ぶ事にした。
「一生懸命、頑張ります!」
「・・・本番では期待していますよ」
「は、はいぃ・・」
ああ、テンションが下がってしまった。下がらせた原因は私にあるのだが。
「では、オーディション会場に移動いたします!」
俺に出来るのは応援する事だけだ!
1 絶対勝てるぞ!
2 他に負けるな!
3 とにかく頑張れ
5秒はあっという間に過ぎる。あと2秒、1
「とにかく頑張れ」
「そんなコト言われても・・・どう頑張ったら良いんですかぁ・・・?」
「ああ、もうオーディション始まっちゃう! プロデューサー、行ってきます!」
今日は厄日なのだろうか? 全ての選択肢をミスってる気がするのだが・・・いや、実際ミスっているのだが。結局オーディションは3位ギリギリ入賞。危ない危ない。だがこれでファン人数は大幅アップ。ざっと3万人増加だ。よくやった、私。じゃあ最後にファンからのプレゼントを確認してもう帰るか。
『今日はプレゼントが届いていません』
ひどい。
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